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"奨学金"が借金でなくなる日
こんにちは、FPの山本洋子です。
先日、以前の職場である中学校の体育大会を見に行きました。
私に気付いた生徒たちが照れくさそうに手を振ってくれました。ちょっと見ない間にも成長した姿に感動するとともに、彼らの未来が素晴らしいものであることを祈らずにはいられませんでした。
さて、今朝お弁当を作りながら何気なく聞いていたラジオから、"奨学金"という言葉が聞こえてきました。
実は、私の息子も奨学金貸与制度を利用して大学に進学しました。その奨学金がなければ、とても東京の私立大学には行けなかったでしょう。おかけで、4年間で無事に卒業することができました。
しかしその後が大変でした。奨学金の返済が始まって初めて、親子共々、奨学金が多額の借金だということを自覚したのです。その返済は20年にも及ぶので、卒業から10年以上たった今でも、"奨学金"という言葉には敏感にならざるを得ないのです。
だから、人から奨学金の相談をされたら迷わず「借金を背負うことを覚悟してね」と言っています。
そんな私に、今朝のラジオから聞こえてきたのは、嬉しいニュースでした。
それは今春から開始されている、返済不要の給付型奨学金制度である「JT(日本たばこ産業)国内大学奨学金」が好評という話でした。
このように、民間企業が社会貢献の新たな取り組みを模索してくれること
に未来の希望を感じます。
ただ条件が色々あるため、興味がある方は是非調べてみられることをお勧めします。
体育大会での、あの生徒たちの未来の可能性が、更に拡がっていくことを願っています。