![]() |
![]() ![]() |
TOP > スタッフブログ

2014年6月アーカイブ
相続準備~初歩の初歩~
こんにちは、FPの山本洋子です。
FPとして活動していると、よく相続についての質問を受けます。
先日も、ご主人を亡くされたばかりの方から、「何をどうして良いか全く分からないから、教えて欲しい」とのご質問がありました。
皆さんの身の回りでも、突然予期せぬことが起こったことは、大なり小なり、あると思います。
嬉しいことなら大歓迎ですが、悲しいことならきっと頭の中が真っ白になってしまい、何をどうすれば良いのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。
特に、大切な方を亡くすことは耐え難い悲しみの一つだと思います。しかし、悲しみに浸る間もなく、避けて通れないのが相続手続きです。
例えば、銀行などの金融機関の口座は、口座名義人が亡くなると口座が凍結されるため、場合によっては生活費などのお金を引き出せずに困った事態に陥ることもあり、相続手続きを急がなければならないケースもあります。
そこで、残される家族のために、できることは自分が元気なうちにやっておくことが大切です。
相続の準備として、遺言を書いたりすることも重要ですが、まずは最初の第一歩"初歩の初歩"として、次のような項目の整理から取りかかってはいかがでしょうか。
① 預貯金口座の種類や残高を、箇条書きでも良いので一覧表にする。
② 電気・ガス・水道料金の明細書を整理する。
③ 市役所等から毎年送られてくる土地や家屋の固定資産税納税通知書を分かり易い場所に整理しておく。
④ 生命保険などの証券を整理しておく。
⑤ 借金などの負債があれば、借入先や残額などを整理しておく。
これらの書類などの整理をすることは、相続手続きのためだけでなく、ご自身の今後の生活設計にも役立つはずです。
何よりも、整理しないまま、いざ相続が開始した時に、どこに何があるかから調べるのは、時間的にも精神的にも大変かと思います。
あるケースでは、何もかも、亡くなられたご主人任せだったということで、"自宅の金庫の開け方が分からない"から始まった例もありました。
"金融リテラシー"は生活の知恵
こんにちは、FPの山本洋子です。
みなさんは、子供の頃から社会人になるまでの間で、お金についての教育を受けたことがありますか?
私の場合、せいぜい親から「無駄遣いはいけないよ」と言われたくらいで、お金と上手に付き合う方法を、どこかできちんと教えてもらったという経験はありません。
自己責任と言われればそれまでのことですが、知らないがために、今や"後悔先に立たず"の心境です。そのため、自己責任の世の中だと言うのなら尚更のこと、みなさんにはライフプラン、マネープランを立てることの大切さを伝えたいと思っているのです。
私も、最近ではいろいろな講習会に積極的に参加することにしています。
先週末は、ある金融リテラシー習得講座に参加しました。英語の「literacy(リテラシー)」は「能力・知識」という意味ですから、金融リテラシーとは、金融についての知識や判断能力ということになります。
その時の講座は"NISA(ニーサ)"がテーマでした。
余談ですが、アルファベットが並んでいると、それが何の頭文字か気になってしまうのが私の性分ですので、そこからいきますね。
"NISA"とは、イギリスの"ISA(アイサ)=Individual Savings Account(個人貯蓄口座)"の前に、日本(NIPPON)のNを付けたものです。そんなことを知るだけでも、何やら難しそうだったNISAが、ぐっと身近に感じられ、楽しくなってくると思いませんか。
せっかくですので付け加えておきますが、今までNISAの特徴のひとつとして、1人1口座しか開設できなかったのが、変更になったそうですよ。
もっとも、投資としてのNISAには関心がないという人も、実際の生活に密着した年金や保険、住居費、子供の教育費などについて無関心な人はいないと思います。
何のプランもなかったばっかりに、実現できるものも実現できなくなったら、あなたやあなたの家族にとって残念なことです。
そうならないための知恵である"金融リテラシー"を磨いていきませんか。
写真は、先日の資料として使われた、金融庁から出ているパンフレットです。
暑い日の"おもてなし"
こんにちは、FPの山本洋子です。
いよいよ暑さ襲来!!
みなさんは、この暑さを少しでも気持ちよく乗り切るために、なにか工夫されていることはありますか。
私が子供の頃は、しょっちゅう隣の家に遊びに行っていましたが、夏の暑い日などは、庭に水を撒いて、縁台を出し、そこで夕風にあたりながらスイカをご馳走になっていました。
今思えば、そんなさりげない日常の中に、暑い日の最高のおもてなしを受けていたんですね。
そうやって、大人も子供もしっかり繋がっていた時代でした。
ご承知の通り、東京オリンピック誘致の際に、"おもてなし"という言葉がクローズアップされました。その言葉を、これからどのような形で表していくかは、人それぞれだと思いますが、私は、あの子供時代にもらった幸せ気分を、今度は周りの人に返せたらいいなと思っています。
今日は、そんな気持ちから、事務所にお越しいただいたお客様に、スイカならぬフレーバーティーのおもてなしを考えてみました。
実は、毎年夏に事務所で出していた、とあるコンビニの、
安いけれどもおいしいジャスミンティーがなかなか好評だったのですが、最近そのジャスミンティーがなくて、残念で仕方ありません。
それに代わるものを探しているところですが、今年は、みなさんもご存知かと思いますが、ルピシアのお茶で試してみることにしました。
第一弾は、やっぱりジャスミンティーです。
第二弾、第三弾と続く予定ですので、事務所にお越しの際は、どうぞお楽しみに!
