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遺言書は、残される人への思いやり
こんにちは、FPの山本洋子です。
今朝のNHKラジオ"ビジネス展望"での寺島実郎さんの話によると、日本の人口は今後40年をかけて3,000万人減少し、2050年には75歳以上が人口の25%を占めるようになるということでした。
このように、少子高齢化が進む一方、家族関係も複雑化しており、様々な分野で対策が議論されていることは、みなさんもご承知の通りだと思います。
ここでは、相続について考えてみます。
昨今、先のような社会背景も大きな理由の一つとして、多くの相続トラブルが発生しています。
みなさんの身近なところでも経験されていませんか。
もしも、相続トラブルを未然に防ぐことが出来るなら、是非対策をとっておきたいですね。
代表的なものは、「遺言書」を書いておくことです。
ちなみに、次のような人たちは、遺言書を残さないと困る可能性が高いと予想されます。
① 子供がいない夫婦
② 子供がたくさんいる夫婦
③ 相続人がたくさんいる人
④ 内縁の妻(夫)がいる人
⑤ 婚外子がいる人
⑥ 連れ子がいる人
⑦ 独身で身寄りがない人
⑧ 離婚調停中か別居中の人
⑨ 病弱または障がい者の家族がいる人
⑩ 行方不明の親族がいる人
このような例に当てはまらなくても、権利意識が高い世の中になっていることを考えると、まさに遺言書の存在が争いを防ぐ一つのカギとなるかもしれません。
少しでも遺言書を書くことに興味を持った方は、思った時がチャンスですよ。
遺言書の書き方に関する本がたくさん出ていますので、読んでみられてはいかがでしょうか。