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相続準備~初歩の初歩~
こんにちは、FPの山本洋子です。
FPとして活動していると、よく相続についての質問を受けます。
先日も、ご主人を亡くされたばかりの方から、「何をどうして良いか全く分からないから、教えて欲しい」とのご質問がありました。
皆さんの身の回りでも、突然予期せぬことが起こったことは、大なり小なり、あると思います。
嬉しいことなら大歓迎ですが、悲しいことならきっと頭の中が真っ白になってしまい、何をどうすれば良いのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。
特に、大切な方を亡くすことは耐え難い悲しみの一つだと思います。しかし、悲しみに浸る間もなく、避けて通れないのが相続手続きです。
例えば、銀行などの金融機関の口座は、口座名義人が亡くなると口座が凍結されるため、場合によっては生活費などのお金を引き出せずに困った事態に陥ることもあり、相続手続きを急がなければならないケースもあります。
そこで、残される家族のために、できることは自分が元気なうちにやっておくことが大切です。
相続の準備として、遺言を書いたりすることも重要ですが、まずは最初の第一歩"初歩の初歩"として、次のような項目の整理から取りかかってはいかがでしょうか。
① 預貯金口座の種類や残高を、箇条書きでも良いので一覧表にする。
② 電気・ガス・水道料金の明細書を整理する。
③ 市役所等から毎年送られてくる土地や家屋の固定資産税納税通知書を分かり易い場所に整理しておく。
④ 生命保険などの証券を整理しておく。
⑤ 借金などの負債があれば、借入先や残額などを整理しておく。
これらの書類などの整理をすることは、相続手続きのためだけでなく、ご自身の今後の生活設計にも役立つはずです。
何よりも、整理しないまま、いざ相続が開始した時に、どこに何があるかから調べるのは、時間的にも精神的にも大変かと思います。
あるケースでは、何もかも、亡くなられたご主人任せだったということで、"自宅の金庫の開け方が分からない"から始まった例もありました。
"金融リテラシー"は生活の知恵
こんにちは、FPの山本洋子です。
みなさんは、子供の頃から社会人になるまでの間で、お金についての教育を受けたことがありますか?
私の場合、せいぜい親から「無駄遣いはいけないよ」と言われたくらいで、お金と上手に付き合う方法を、どこかできちんと教えてもらったという経験はありません。
自己責任と言われればそれまでのことですが、知らないがために、今や"後悔先に立たず"の心境です。そのため、自己責任の世の中だと言うのなら尚更のこと、みなさんにはライフプラン、マネープランを立てることの大切さを伝えたいと思っているのです。
私も、最近ではいろいろな講習会に積極的に参加することにしています。
先週末は、ある金融リテラシー習得講座に参加しました。英語の「literacy(リテラシー)」は「能力・知識」という意味ですから、金融リテラシーとは、金融についての知識や判断能力ということになります。
その時の講座は"NISA(ニーサ)"がテーマでした。
余談ですが、アルファベットが並んでいると、それが何の頭文字か気になってしまうのが私の性分ですので、そこからいきますね。
"NISA"とは、イギリスの"ISA(アイサ)=Individual Savings Account(個人貯蓄口座)"の前に、日本(NIPPON)のNを付けたものです。そんなことを知るだけでも、何やら難しそうだったNISAが、ぐっと身近に感じられ、楽しくなってくると思いませんか。
せっかくですので付け加えておきますが、今までNISAの特徴のひとつとして、1人1口座しか開設できなかったのが、変更になったそうですよ。
もっとも、投資としてのNISAには関心がないという人も、実際の生活に密着した年金や保険、住居費、子供の教育費などについて無関心な人はいないと思います。
何のプランもなかったばっかりに、実現できるものも実現できなくなったら、あなたやあなたの家族にとって残念なことです。
そうならないための知恵である"金融リテラシー"を磨いていきませんか。
写真は、先日の資料として使われた、金融庁から出ているパンフレットです。
暑い日の"おもてなし"
こんにちは、FPの山本洋子です。
いよいよ暑さ襲来!!
みなさんは、この暑さを少しでも気持ちよく乗り切るために、なにか工夫されていることはありますか。
私が子供の頃は、しょっちゅう隣の家に遊びに行っていましたが、夏の暑い日などは、庭に水を撒いて、縁台を出し、そこで夕風にあたりながらスイカをご馳走になっていました。
今思えば、そんなさりげない日常の中に、暑い日の最高のおもてなしを受けていたんですね。
そうやって、大人も子供もしっかり繋がっていた時代でした。
ご承知の通り、東京オリンピック誘致の際に、"おもてなし"という言葉がクローズアップされました。その言葉を、これからどのような形で表していくかは、人それぞれだと思いますが、私は、あの子供時代にもらった幸せ気分を、今度は周りの人に返せたらいいなと思っています。
今日は、そんな気持ちから、事務所にお越しいただいたお客様に、スイカならぬフレーバーティーのおもてなしを考えてみました。
実は、毎年夏に事務所で出していた、とあるコンビニの、
安いけれどもおいしいジャスミンティーがなかなか好評だったのですが、最近そのジャスミンティーがなくて、残念で仕方ありません。
それに代わるものを探しているところですが、今年は、みなさんもご存知かと思いますが、ルピシアのお茶で試してみることにしました。
第一弾は、やっぱりジャスミンティーです。
第二弾、第三弾と続く予定ですので、事務所にお越しの際は、どうぞお楽しみに!
家計簿見直しで、幸せ度アップ!!
こんにちは、FPの山本洋子です。
みなさんは家計簿を活用していますか?
私が今愛用しているのは、試行錯誤の末たどり着いた統計ノートです。
見開きの2ページを1か月分として、縦に月日を、横に項目をとると、なかなか使い勝手がいいのです。
しかも罫線以外は何も書いてないので、その時の生活状況に応じて分類や項目を変えるなど、自由自在に使えるところが気に入っています。
この春、これまでの生活が一変したので、久しぶりに家計簿の見直しをすることにし、漠然と抱いていた不安を解消するために、分類と項目を一新しました。
"人生を楽しむ"をテーマとした今回の改善のポイントは、『教養・レジャー費』を一つの分類として独立させ、そのための予算をちゃんと組んだ点です。
さて先週末、家計簿見直し後の最初の外食の時、さっそく夫婦の会話が変わりました。
それは、これまでだったら「やっぱり外食はもったいないね」と言っていたのが、「外食もたまには楽しいね」に変わったからです。
家計簿見直しで幸せ度がアップしたのは確実です。
"奨学金"が借金でなくなる日
こんにちは、FPの山本洋子です。
先日、以前の職場である中学校の体育大会を見に行きました。
私に気付いた生徒たちが照れくさそうに手を振ってくれました。ちょっと見ない間にも成長した姿に感動するとともに、彼らの未来が素晴らしいものであることを祈らずにはいられませんでした。
さて、今朝お弁当を作りながら何気なく聞いていたラジオから、"奨学金"という言葉が聞こえてきました。
実は、私の息子も奨学金貸与制度を利用して大学に進学しました。その奨学金がなければ、とても東京の私立大学には行けなかったでしょう。おかけで、4年間で無事に卒業することができました。
しかしその後が大変でした。奨学金の返済が始まって初めて、親子共々、奨学金が多額の借金だということを自覚したのです。その返済は20年にも及ぶので、卒業から10年以上たった今でも、"奨学金"という言葉には敏感にならざるを得ないのです。
だから、人から奨学金の相談をされたら迷わず「借金を背負うことを覚悟してね」と言っています。
そんな私に、今朝のラジオから聞こえてきたのは、嬉しいニュースでした。
それは今春から開始されている、返済不要の給付型奨学金制度である「JT(日本たばこ産業)国内大学奨学金」が好評という話でした。
このように、民間企業が社会貢献の新たな取り組みを模索してくれること
に未来の希望を感じます。
ただ条件が色々あるため、興味がある方は是非調べてみられることをお勧めします。
体育大会での、あの生徒たちの未来の可能性が、更に拡がっていくことを願っています。
老後の幸せは"ロコモ対策"から
こんにちは、FPの山本洋子です。
みなさんは"ロコモ"という言葉を聞かれたことはありますか?
これは、最近話題になっているロコモティブシンドロームを略した言葉で、日本語で言えば"運動器症候群"のことです。
ひとつは、加齢に伴う運動器の衰えが原因と考えられています。
年をとれば多少のひざ痛や腰痛を経験されている方は多いと思いますが、これがひどくなって、寝たきりになるなどのリスクが高まった状態をロコモティブシンドロームといいます。
また最近のニュースによると、老人だけでなく、小学生などの子供にもロコモの兆候が見られるようになっており、学校あげて対策に乗り出しているところもあるということです。
聞くところによれば、ロコモ人口はメタボ人口の約2倍だそうです。
さて、63歳の私も、最近左腕が後ろに回らず、ロコモの危険が着実に忍び寄ってきていることを感じています。
そこで早速、とあるフィットネスクラブで"貯金"ならぬ"貯筋"を初めて一ヶ月が経ちました。
もちろん、万が一の将来の病気に備えて医療保険に加入
してはおりますが、そのクラブの月謝を、将来の健康という大きな見返りのある月払い保険料と考えています。
家計のやりくりのし甲斐があるというものです。
FPとして、幸せな老後生活を送るための生活設計のお手伝いをさせていただいておりますが、何よりもまず健康であることに勝る老後対策はありません。
欲しいと思っても、すぐにはお金で買えないものこそ、時間をかけてコツコツと準備をしていけたらいいですね。
新スタッフ入所のご挨拶
はじめまして。 4月から新しく山本事務所のスタッフになりました山本洋子です。
これから色々な形で、たくさんの方々とお会いできるのを楽しみにしています。
どうぞ宜しくお願いします。
さて、以前は何をしていたかといいますと、長い間、公立中学校の教師をしていました。
多感な年頃の中学生と過ごした年月は、大変なことも多かった反面、その大変さを共に乗り越えていった先には、何倍もの喜びがありました。
現代は、子どもたちだけでなく、すべての人を取り巻く社会環境や価値観が多様化しているため、みなさんもご承知の通り、それぞれがしっかりとしたビジョンを持って生活していかないと、思わぬトラブルに巻き込まれないとも限りません。
私も、長い人生の中で、「もっと早く知っていれば良かった・・」とか「あの時、教えてもらったことで助かった」といったことが多々ありました。
これまでとは仕事のフィールドは変わりますが、これまでの経験を活かすとともに、ファイナンシャルプランナーという専門的な勉強を積みながら、何よりも"人"を大切にし、皆様の幸せな生活設計のお手伝いができるよう頑張っていきたいと思っています。
掲載している写真は、二級ファイナンシャルプランナー技能士合格証書と、AFPの認定証です。
教師をしながらの勉強は大変でしたが、60歳を過ぎても色々な事に挑戦できることを幸せに思っています。