TOP > ご相談事例
相続・遺言のこと
遺産分割協議とは、何をするのですか?
遺産分割協議とは、相続人全員が集まって遺産をどのようにして具体的に分けるかについて話し合うことを言います。相続人が一人でも欠けていれば遺産分割協議は成立しません。
遺産分割協議をする前に確認あるいは注意しておかなければならないことは、
①協議に参加すべき相続人が、もれなく全員参加しているかどうか?
②遺産が間違いなく故人の財産であり、他に見落とした遺産はないか?
③故人の生前中に、結婚資金や独立資金を受けていた相続人はいないかどうか、
その結果、相続分について争いはないかどうか?
・・・といった点です。
これらの問題をきちんと整理してから遺産分割協議を始めなければ、協議そのものがまとまらず、親族間の紛争にまで発展する可能性もあるので注意が必要です。